2016/03/07
世界を見に行こう
私は、台湾という島で生まれました。
大学時代、
アメリカから来たある留学生が
「台湾人は皆ヘルメットをかぶってスクーターに乗っていて面白いね。」と言って、
彼もスクーターを買って週末色々な場所へ出かけるようになった。
ある日、彼に聞きました。
「君さ、台湾に来たばかりで、道に迷わない?」
「台湾は小さい島じゃないか?」
「道に迷っても島から出ることはないんだから問題ないだろう。」と彼は答えました。
そうだ。
台湾は本当に小さい島だ。
一周しても1000キロくらい。
スクーターに乗ってたった24時間島を一周する人も結構います。
本当に小さい島だ。
この自分が育った台湾をもっと深く、細かい部分まで理解したかったから、
私は何年もかけてこの島を旅行しました。
スクーターで。
そして自転車で。
そして歩いて。
そして台湾で標高が一番高い(3000キロもある)山道を走った。
大学卒業の時、
この島の中だけでは、
もう満足できないと感じ広い世界を見に行きたいという気持ちが芽生えた。
そう、あの時に私も世界一周旅行という夢を持った。
あの頃、最高の人生というのは、
趣味と仕事、そして生活を上手く組み合わせた人生だと思っていた。
あの考えに基づいて、世界一周旅行を目指す計画を立てました。
計画にプロジェクトアーク(Project Ark)という名前もつけた。
とにかく、バスやキャンピングカーや車を家として旅行します。
車を自分の建築知識で改造して、
店を開いて旅費を稼ぎ出したり、地元の方と交流したりできるようにする。
まず、同じ島国の日本とオーストラリアからはじめて、
そしてシルクロード、アメリカ州縦断を目指します。
兵役を終えて、日本に来ました。
3が月間この国で生活したり、旅行したりした。
同じ島国なのに、
日本の広さを感じました。
考えていた世界一周旅行はとてつもなく時間がかかることにも気づいた。
図書館にある本を一生かけても読みきれないのと同じで、
一生をかけても世界のすべての景色を見られるはずがない。
人生も一緒だ。
世界はこんなに広いのに、我々人間は小さすぎる。
けど、ただ絶望したわけじゃない。
見られない景色があるとか人生の後悔とか、
こんな理由で呼吸することを諦める人はいないだろう。
図書館ですべての本棚をみる人もいないでろう。
人生は?
自分が楽しいと思えるライフスタイルを1つ選んで生きればいいんじゃないか?
旅行も人生と同じなんじゃないか?
もっと違う景色を見に行ったり、
もっとたくさんの友達を作ったり、
もっと色々なことを学んだりします。
これこそ旅行なんです。
「今日は昨日より前向きに進んだ。」
これが旅人のライフスタイルだ。
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